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第126章 ↟↟

  1. 主がシオンの繁栄を回復されたとき、われらは夢みる者のようであった。
  2. その時われらの口は笑いで満たされ、われらの舌は喜びの声で満たされた。その時「主は彼らのために大いなる事をなされた」と言った者が、もろもろの国民の中にあった。
  3. 主はわれらのために大いなる事をなされたので、われらは喜んだ。
  4. 主よ、どうか、われらの繁栄を、ネゲブの川のように回復してください。
  5. 涙をもって種まく者は、喜びの声をもって刈り取る。
  6. 種を携え、涙を流して出て行く者は、束を携え、喜びの声をあげて帰ってくるであろう。

第127章 ↟↟

  1. 主が家を建てられるのでなければ、建てる者の勤労はむなしい。主が町を守られるのでなければ、守る者のさめているのはむなしい。
  2. あなたがたが早く起き、おそく休み、辛苦のかてを食べることは、むなしいことである。主はその愛する者に、眠っている時にも、なくてならぬものを与えられるからである。
  3. 見よ、子供たちは神から賜わった嗣業であり、胎の実は報いの賜物である。
  4. 壮年の時の子供は勇士の手にある矢のようだ。
  5. 矢の満ちた矢筒を持つ人はさいわいである。彼は門で敵と物言うとき恥じることはない。

第128章 ↟↟

  1. すべて主をおそれ、主の道に歩む者はさいわいである。
  2. あなたは自分の手の勤労の実を食べ、幸福で、かつ安らかであろう。
  3. あなたの妻は家の奥にいて多くの実を結ぶぶどうの木のようであり、あなたの子供たちは食卓を囲んでオリブの若木のようである。
  4. 見よ、主をおそれる人は、このように祝福を得る。
  5. 主はシオンからあなたを祝福されるように。あなたは世にあるかぎりエルサレムの繁栄を見、
  6. またあなたの子らの子を見るであろう。どうぞ、イスラエルの上に平安があるように。

第129章 ↟↟

  1. 今イスラエルは言え、「彼らはわたしの若い時から、ひどくわたしを悩ました。
  2. 彼らはわたしの若い時から、ひどくわたしを悩ました。しかしわたしに勝つことができなかった。
  3. 耕す者はわたしの背の上をたがやして、そのうねみぞを長くした」と。
  4. 主は正しくいらせられ、悪しき者のなわを断ち切られた。
  5. シオンを憎む者はみな、恥を得て、退くように。
  6. 彼らを、育たないさきに枯れる屋根の草のようにしてください。
  7. これを刈る者はその手に満たず、これをたばねる者はそのふところに満たない。
  8. かたわらを過ぎる者は、「主の恵みがあなたの上にあるように。われらは主のみ名によってあなたがたを祝福する」と言わない。

第130章 ↟↟

  1. 主よ、わたしは深い淵からあなたに呼ばわる。
  2. 主よ、どうか、わが声を聞き、あなたの耳をわが願いの声に傾けてください。
  3. 主よ、あなたがもし、もろもろの不義に目をとめられるならば、主よ、だれが立つことができましょうか。
  4. しかしあなたには、ゆるしがあるので、人に恐れかしこまれるでしょう。
  5. わたしは主を待ち望みます、わが魂は待ち望みます。そのみ言葉によって、わたしは望みをいだきます。
  6. わが魂は夜回りが暁を待つにまさり、夜回りが暁を待つにまさって主を待ち望みます。
  7. イスラエルよ、主によって望みをいだけ。主には、いつくしみがあり、また豊かなあがないがあるからです。
  8. 主はイスラエルをそのもろもろの不義からあがなわれます。

第131章 ↟↟

  1. 主よ、わが心はおごらず、わが目は高ぶらず、わたしはわが力の及ばない大いなる事とくすしきわざとに関係いたしません。
  2. かえって、乳離れしたみどりごが、その母のふところに安らかにあるように、わたしはわが魂を静め、かつ安らかにしました。わが魂は乳離れしたみどりごのように、安らかです。
  3. イスラエルよ、今からとこしえに主によって望みをいだけ。

第132章 ↟↟

  1. 主よ、ダビデのために、そのもろもろの辛苦をみこころにとめてください。
  2. ダビデは主に誓い、ヤコブの全能者に誓いを立てて言いました、
  3. 「わたしは主のために所を捜し出し、ヤコブの全能者のためにすまいを求め得るまでは、わが家に入らず、わが寝台に上らず、わが目に眠りを与えず、わがまぶたにまどろみを与えません」。
  4. 見よ、われらはエフラタでそれを聞き、ヤアルの野でそれを見とめた。
  5. 「われらはそのすまいへ行って、その足台のもとにひれ伏そう」。
  6. 主よ、起きて、あなたの力のはこと共に、あなたの安息所におはいりください。
  7. あなたの祭司たちに義をまとわせ、あなたの聖徒たちに喜び呼ばわらせてください。
  8. あなたのしもべダビデのために、あなたの油そそがれた者の顔を、しりぞけないでください。
  9. 主はまことをもってダビデに誓われたので、それにそむくことはない。すなわち言われた、「わたしはあなたの身から出た子のひとりを、あなたの位につかせる。
  10. もしあなたの子らがわたしの教える契約と、あかしとを守るならば、その子らもまた、とこしえにあなたの位に座するであろう」。
  11. 主はシオンを選び、それをご自分のすみかにしようと望んで言われた、
  12. 「これはとこしえにわが安息所である。わたしはこれを望んだゆえ、ここに住む。
  13. わたしはシオンの糧食を豊かに祝福し、食物をもってその貧しい者を飽かせる。
  14. またわたしはその祭司たちに救を着せる。その聖徒たちは声高らかに喜び呼ばわるであろう。
  15. わたしはダビデのためにそこに一つの角をはえさせる。わたしはわが油そそがれた者のために一つのともしびを備えた。
  16. わたしは彼の敵に恥を着せる。しかし彼の上にはその冠が輝くであろう」。

第133章 ↟↟

  1. 見よ、兄弟が和合して共におるのはいかに麗しく楽しいことであろう。
  2. それはこうべに注がれた尊い油がひげに流れ、アロンのひげに流れ、その衣のえりにまで流れくだるようだ。
  3. またヘルモンの露がシオンの山に下るようだ。これは主がかしこに祝福を命じ、とこしえに命を与えられたからである。

第134章 ↟↟

  1. 見よ、夜、主の家に立って主に仕えるすべてのしもべよ、主をほめよ。
  2. 聖所にむかってあなたがたの手をあげ、主をほめよ。
  3. どうぞ主、天と地を造られた者、シオンからあなたを祝福されるように。

第135章 ↟↟

  1. ハレルヤ、主のみ名をほめたたえよ。主のしもべたちよ、ほめたたえよ。
  2. 主の家に立つ者、われらの神の家の大庭に立つ者よ、ほめたたえよ。
  3. 主は恵みふかい、ハレルヤ。主は情ぶかい、そのみ名をほめ歌え。
  4. 主はおのがためにヤコブを選び、イスラエルを選んで、おのれの所有とされた。
  5. わたしは主の大いなることと、われらの主のすべての神にまさることとを知っている。
  6. 主はそのみこころにかなう事を、天にも地にも、海にもすべての淵にも行われる。
  7. 主は地のはてから雲をのぼらせ、雨のためにいなずまを造り、その倉から風を出される。
  8. 主は人から獣にいたるまで、エジプトのういごを撃たれた。
  9. エジプトよ、主はおまえの中に、しるしと不思議とを送って、パロとそのすべてのしもべとに臨まれた。
  10. 主は多くの国民を撃ち、力ある王たちを殺された。
  11. すなわちアモリびとの王シホン、バシャンの王オグ、ならびにカナンのすべての国々である。
  12. 主は彼らの地を嗣業とし、その民イスラエルに嗣業として与えられた。
  13. 主よ、あなたのみ名はとこしえに絶えることがない。主よ、あなたの名声はよろずよに及ぶ。
  14. 主はその民をさばき、そのしもべらにあわれみをかけられるからである。
  15. もろもろの国民の偶像はしろがねと、こがねで、人の手のわざである。
  16. それは口があっても語ることができない。目があっても見ることができない。
  17. 耳があっても聞くことができない。またその口には息がない。
  18. これを造る者と、これに信頼する者とはみな、これと等しい者になる。
  19. イスラエルの家よ、主をほめよ。アロンの家よ、主をほめよ。
  20. レビの家よ、主をほめよ。主を恐れる者よ、主をほめまつれ。
  21. エルサレムに住まわれる主は、シオンからほめたたえらるべきである。ハレルヤ。

第136章 ↟↟

  1. 主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  2. もろもろの神の神に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  3. もろもろの主の主に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  4. ただひとり大いなるくすしきみわざをなされる者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  5. 知恵をもって天を造られた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  6. 地を水の上に敷かれた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  7. 大いなる光を造られた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  8. 昼をつかさどらすために日を造られた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  9. 夜をつかさどらすために月と、もろもろの星とを造られた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  10. エジプトのういごを撃たれた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  11. イスラエルをエジプトびとの中から導き出された者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  12. 強い手と伸ばした腕とをもって、これを救い出された者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  13. 紅海を二つに分けられた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  14. イスラエルにその中を通らせられた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  15. パロとその軍勢とを紅海で打ち敗られた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  16. その民を導いて荒野を通らせられた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  17. 大いなる王たちを撃たれた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  18. 名ある王たちを殺された者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  19. アモリびとの王シホンを殺された者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  20. バシャンの王オグを殺された者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  21. 彼らの地を嗣業として与えられた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  22. そのしもべイスラエルに嗣業としてこれを与えられた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  23. われらが卑しかった時にわれらをみこころにとめられた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  24. われらのあだからわれらを助け出された者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  25. すべての肉なる者に食物を与えられる者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  26. 天の神に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

第137章 ↟↟

  1. われらはバビロンの川のほとりにすわり、シオンを思い出して涙を流した。
  2. われらはその中のやなぎにわれらの琴をかけた。
  3. われらをとりこにした者が、われらに歌を求めたからである。われらを苦しめる者が楽しみにしようと、「われらにシオンの歌を一つうたえ」と言った。
  4. われらは外国にあって、どうして主の歌をうたえようか。
  5. エルサレムよ、もしわたしがあなたを忘れるならば、わが右の手を衰えさせてください。
  6. もしわたしがあなたを思い出さないならば、もしわたしがエルサレムをわが最高の喜びとしないならば、わが舌をあごにつかせてください。
  7. 主よ、エドムの人々がエルサレムの日に、「これを破壊せよ、これを破壊せよ、その基までも破壊せよ」と言ったことを覚えてください。
  8. 破壊者であるバビロンの娘よ、あなたがわれらにしたことを、あなたに仕返しする人はさいわいである。
  9. あなたのみどりごを取って岩になげうつ者はさいわいである。

第138章 ↟↟

  1. 主よ、わたしは心をつくしてあなたに感謝し、もろもろの神の前であなたをほめ歌います。
  2. わたしはあなたの聖なる宮にむかって伏し拝み、あなたのいつくしみと、まこととのゆえに、み名に感謝します。あなたはそのみ名と、み言葉をすべてのものにまさって高くされたからです。
  3. あなたはわたしが呼ばわった日にわたしに答え、わが魂の力を増し加えられました。
  4. 主よ、地のすべての王はあなたに感謝するでしょう。彼らはあなたの口のもろもろの言葉を聞いたからです。
  5. 彼らは主のもろもろの道について歌うでしょう。主の栄光は大きいからです。
  6. 主は高くいらせられるが低い者をかえりみられる。しかし高ぶる者を遠くから知られる。
  7. たといわたしが悩みのなかを歩いても、あなたはわたしを生かし、み手を伸ばしてわが敵の怒りを防ぎ、あなたの右の手はわたしを救われます。
  8. 主はわたしのために、みこころをなしとげられる。主よ、あなたのいつくしみはとこしえに絶えることはありません。あなたのみ手のわざを捨てないでください。

第139章 ↟↟

  1. 主よ、あなたはわたしを探り、わたしを知りつくされました。
  2. あなたはわがすわるをも、立つをも知り、遠くからわが思いをわきまえられます。
  3. あなたはわが歩むをも、伏すをも探り出し、わがもろもろの道をことごとく知っておられます。
  4. わたしの舌に一言もないのに、主よ、あなたはことごとくそれを知られます。
  5. あなたは後から、前からわたしを囲み、わたしの上にみ手をおかれます。
  6. このような知識はあまりに不思議で、わたしには思いも及びません。これは高くて達することはできません。
  7. わたしはどこへ行って、あなたのみたまを離れましょうか。わたしはどこへ行って、あなたのみ前をのがれましょうか。
  8. わたしが天にのぼっても、あなたはそこにおられます。わたしが陰府に床を設けても、あなたはそこにおられます。
  9. わたしがあけぼのの翼をかって海のはてに住んでも、
  10. あなたのみ手はその所でわたしを導き、あなたの右のみ手はわたしをささえられます。
  11. 「やみはわたしをおおい、わたしを囲む光は夜となれ」とわたしが言っても、
  12. あなたには、やみも暗くはなく、夜も昼のように輝きます。あなたには、やみも光も異なることはありません。
  13. あなたはわが内臓をつくり、わが母の胎内でわたしを組み立てられました。
  14. わたしはあなたをほめたたえます。あなたは恐るべく、くすしき方だからです。あなたのみわざはくすしく、あなたは最もよくわたしを知っておられます。
  15. わたしが隠れた所で造られ、地の深い所でつづり合わされたとき、わたしの骨はあなたに隠れることがなかった。
  16. あなたの目は、まだできあがらないわたしのからだを見られた。わたしのためにつくられたわがよわいの日のまだ一日もなかったとき、その日はことごとくあなたの書にしるされた。
  17. 神よ、あなたのもろもろのみ思いは、なんとわたしに尊いことでしょう。その全体はなんと広大なことでしょう。
  18. わたしがこれを数えようとすれば、その数は砂よりも多い。わたしが目ざめるとき、わたしはなおあなたと共にいます。
  19. 神よ、どうか悪しき者を殺してください。血を流す者をわたしから離れ去らせてください。
  20. 彼らは敵意をもってあなたをあなどり、あなたに逆らって高ぶり、悪を行う人々です。
  21. 主よ、わたしはあなたを憎む者を憎み、あなたに逆らって起り立つ者をいとうではありませんか。
  22. わたしは全く彼らを憎み、彼らをわたしの敵と思います。
  23. 神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを知ってください。
  24. わたしに悪しき道のあるかないかを見て、わたしをとこしえの道に導いてください。

第140章 ↟↟

  1. 主よ、悪しき人々からわたしを助け出し、わたしを守って、乱暴な人々からのがれさせてください。
  2. 彼らは心のうちに悪い事をはかり、絶えず戦いを起します。
  3. 彼らはへびのようにおのが舌を鋭くし、そのくちびるの下にはまむしの毒があります。Selah
  4. 主よ、わたしを保って、悪しき人の手からのがれさせ、わたしを守って、わが足をつまずかせようとする乱暴な人々からのがれさせてください。
  5. 高ぶる者はわたしのためにわなを伏せ、綱をもって網を張り、道のほとりにわなを設けました。Selah
  6. わたしは主に言います、「あなたはわが神です。主よ、わが願いの声に耳を傾けてください。
  7. わが救の力、主なる神よ、あなたは戦いの日に、わがこうべをおおわれました。
  8. 主よ、悪しき人の願いをゆるさないでください。その悪しき計画をとげさせないでください。Selah
  9. わたしを囲む者がそのこうべをあげるとき、そのくちびるの害悪で彼らをおおってください。
  10. 燃える炭を彼らの上に落してください。彼らを穴に投げ入れ、再び上がることのできないようにしてください。
  11. 悪口を言う者を世に立たせないでください。乱暴な人をすみやかに災に追い捕えさせてください」。
  12. わたしは主が苦しむ者の訴えをたすけ、貧しい者のために正しいさばきを行われることを知っています。
  13. 正しい人は必ずみ名に感謝し、直き人はみ前に住むでしょう。

第141章 ↟↟

  1. 主よ、わたしはあなたに呼ばわります。すみやかにわたしをお助けください。わたしがあなたに呼ばわるとき、わが声に耳を傾けてください。
  2. わたしの祈を、み前にささげる薫香のようにみなし、わたしのあげる手を、夕べの供え物のようにみなしてください。
  3. 主よ、わが口に門守を置いて、わがくちびるの戸を守ってください。
  4. 悪しき事にわが心を傾けさせず、不義を行う人々と共に悪しきわざにあずからせないでください。また彼らのうまき物を食べさせないでください。
  5. 正しい者にいつくしみをもってわたしを打たせ、わたしを責めさせてください。しかし悪しき者の油をわがこうべにそそがせないでください。わが祈は絶えず彼らの悪しきわざに敵しているからです。
  6. 彼らはおのれを罪に定める者にわたされるとき、主のみ言葉のまことなることを学ぶでしょう。
  7. 人が岩を裂いて地の上に打ち砕くように、彼らの骨は陰府の口にまき散らされるでしょう。
  8. しかし主なる神よ、わが目はあなたに向かっています。わたしはあなたに寄り頼みます。わたしを助けるものもないままに捨ておかないでください。
  9. わたしを守って、彼らがわたしのために設けたわなと、悪を行う者のわなとをのがれさせてください。
  10. わたしがのがれると同時に、悪しき者をおのれの網に陥らせてください。

第142章 ↟↟

  1. わたしは声を出して主に呼ばわり、声を出して主に願い求めます。
  2. わたしはみ前にわが嘆きを注ぎ出し、み前にわが悩みをあらわします。
  3. わが霊のわがうちに消えうせようとする時も、あなたはわが道を知られます。彼らはわたしを捕えようとわたしの行く道にわなを隠しました。
  4. わたしは右の方に目を注いで見回したが、わたしに心をとめる者はひとりもありません。わたしには避け所がなく、わたしをかえりみる人はありません。
  5. 主よ、わたしはあなたに呼ばわります。わたしは言います、「あなたはわが避け所、生ける者の地でわたしの受くべき分です。
  6. どうか、わが叫びにみこころをとめてください。わたしは、はなはだしく低くされています。わたしを責める者から助け出してください。彼らはわたしにまさって強いのです。
  7. わたしをひとやから出し、み名に感謝させてください。あなたが豊かにわたしをあしらわれるので、正しい人々はわたしのまわりに集まるでしょう」。

第143章 ↟↟

  1. 主よ、わが祈を聞き、わが願いに耳を傾けてください。あなたの真実と、あなたの正義とをもって、わたしにお答えください。
  2. あなたのしもべのさばきにたずさわらないでください。生ける者はひとりもみ前に義とされないからです。
  3. 敵はわたしをせめ、わがいのちを地に踏みにじり、死んで久しく時を経た者のようにわたしを暗い所に住まわせました。
  4. それゆえ、わが霊はわがうちに消えうせようとし、わが心はわがうちに荒れさびれています。
  5. わたしはいにしえの日を思い出し、あなたが行われたすべての事を考え、あなたのみ手のわざを思います。
  6. わたしはあなたにむかって手を伸べ、わが魂は、かわききった地のようにあなたを慕います。Selah
  7. 主よ、すみやかにわたしにお答えください。わが霊は衰えます。わたしにみ顔を隠さないでください。さもないと、わたしは穴にくだる者のようになるでしょう。
  8. あしたに、あなたのいつくしみを聞かせてください。わたしはあなたに信頼します。わが歩むべき道を教えてください。わが魂はあなたを仰ぎ望みます。
  9. 主よ、わたしをわが敵から助け出してください。わたしは避け所を得るためにあなたのもとにのがれました。
  10. あなたのみむねを行うことを教えてください。あなたはわが神です。恵みふかい、みたまをもってわたしを平らかな道に導いてください。
  11. 主よ、み名のために、わたしを生かし、あなたの義によって、わたしを悩みから救い出してください。
  12. また、あなたのいつくしみによって、わが敵を断ち、わがあだをことごとく滅ぼしてください。わたしはあなたのしもべです。

第144章 ↟↟

  1. わが岩なる主はほむべきかな。主は、いくさすることをわが手に教え、戦うことをわが指に教えられます。
  2. 主はわが岩、わが城、わが高きやぐら、わが救主、わが盾、わが寄り頼む者です。主はもろもろの民をおのれに従わせられます。
  3. 主よ、人は何ものなので、あなたはこれをかえりみ、人の子は何ものなので、これをみこころに、とめられるのですか。
  4. 人は息にひとしく、その日は過ぎゆく影にひとしいのです。
  5. 主よ、あなたの天を垂れてくだり、山に触れて煙を出させてください。
  6. いなずまを放って彼らを散らし、矢を放って彼らを打ち敗ってください。
  7. 高い所からみ手を伸べて、わたしを救い、大水から、異邦人の手からわたしを助け出してください。
  8. 彼らの口は偽りを言い、その右の手は偽りの右の手です。
  9. 神よ、わたしは新しい歌をあなたにむかって歌い、十弦の立琴にあわせてあなたをほめ歌います。
  10. あなたは王たちに勝利を与え、そのしもべダビデを救われます。
  11. わたしを残忍なつるぎから救い、異邦人の手から助け出してください。彼らの口は偽りを言い、その右の手は偽りの右の手です。
  12. われらのむすこたちはその若い時、よく育った草木のようです。われらの娘たちは宮の建物のために刻まれたすみの柱のようです。
  13. われらの倉は満ちて様々の物を備え、われらの羊は野でちよろずの子を産み、
  14. われらの家畜はみごもって子を産むに誤ることなく、われらのちまたには悩みの叫びがありません。
  15. このような祝福をもつ民はさいわいです。主をおのが神とする民はさいわいです。

第145章 ↟↟

  1. わが神、王よ、わたしはあなたをあがめ、世々かぎりなくみ名をほめまつります。
  2. わたしは日ごとにあなたをほめ、世々かぎりなくみ名をほめたたえます。
  3. 主は大いなる神で、大いにほめたたえらるべきです。その大いなることは測り知ることができません。
  4. この代はかの代にむかってあなたのみわざをほめたたえ、あなたの大能のはたらきを宣べ伝えるでしょう。
  5. わたしはあなたの威厳の光栄ある輝きと、あなたのくすしきみわざとを深く思います。
  6. 人々はあなたの恐るべきはたらきの勢いを語り、わたしはあなたの大いなることを宣べ伝えます。
  7. 彼らはあなたの豊かな恵みの思い出を言いあらわし、あなたの義を喜び歌うでしょう。
  8. 主は恵みふかく、あわれみに満ち、怒ることおそく、いつくしみ豊かです。
  9. 主はすべてのものに恵みがあり、そのあわれみはすべてのみわざの上にあります。
  10. 主よ、あなたのすべてのみわざはあなたに感謝し、あなたの聖徒はあなたをほめまつるでしょう。
  11. 彼らはみ国の栄光を語り、あなたのみ力を宣べ、
  12. あなたの大能のはたらきと、み国の光栄ある輝きとを人の子に知らせるでしょう。
  13. あなたの国はとこしえの国です。あなたのまつりごとはよろずよに絶えることはありません。
  14. 主はすべて倒れんとする者をささえ、すべてかがむ者を立たせられます。
  15. よろずのものの目はあなたを待ち望んでいます。あなたは時にしたがって彼らに食物を与えられます。
  16. あなたはみ手を開いて、すべての生けるものの願いを飽かせられます。
  17. 主はそのすべての道に正しく、そのすべてのみわざに恵みふかく、
  18. すべて主を呼ぶ者、誠をもって主を呼ぶ者に主は近いのです。
  19. 主はおのれを恐れる者の願いを満たし、またその叫びを聞いてこれを救われます。
  20. 主はおのれを愛する者をすべて守られるが、悪しき者をことごとく滅ぼされます。
  21. わが口は主の誉を語り、すべての肉なる者は世々かぎりなくその聖なるみ名をほめまつるでしょう。

第146章 ↟↟

  1. ハレルヤ。わが魂よ、ハレルヤ。
  2. わたしは生けるかぎりは主をほめたたえ、ながらえる間は、わが神をほめうたおう。
  3. もろもろの君に信頼してはならない。人の子に信頼してはならない。彼らには助けがない。
  4. その息が出ていけば彼は土に帰る。その日には彼のもろもろの計画は滅びる。
  5. ヤコブの神をおのが助けとし、その望みをおのが神、主におく人はさいわいである。
  6. 主は天と地と、海と、その中にあるあらゆるものを造り、とこしえに真実を守り、
  7. しえたげられる者のためにさばきをおこない、飢えた者に食物を与えられる。主は捕われ人を解き放たれる。
  8. 主は盲人の目を開かれる。主はかがむ者を立たせられる。主は正しい者を愛される。
  9. 主は寄留の他国人を守り、みなしごと、やもめとをささえられる。しかし、悪しき者の道を滅びに至らせられる。
  10. 主はとこしえに統べ治められる。シオンよ、あなたの神はよろず代まで統べ治められる。ハレルヤ。

第147章 ↟↟

  1. ハレルヤ。われらの神をほめうたうことはよいことである。主は恵みふかい。さんびはふさわしいことである。
  2. 主はエルサレムを築き、イスラエルの追いやられた者を集められる。
  3. 主は心の打ち砕かれた者をいやし、その傷を包まれる。
  4. 主はもろもろの星の数を定め、すべてそれに名を与えられる。
  5. われらの主は大いなる神、力も豊かであって、その知恵ははかりがたい。
  6. 主はしえたげられた者をささえ、悪しき者を地に投げ捨てられる。
  7. 主に感謝して歌え、琴にあわせてわれらの神をほめうたえ。
  8. 主は雲をもって天をおおい、地のために雨を備え、もろもろの山に草をはえさせ、
  9. 食物を獣に与え、また鳴く小がらすに与えられる。
  10. 主は馬の力を喜ばれず、人の足をよみせられない。
  11. 主はおのれを恐れる者とそのいつくしみを望む者とをよみせられる。
  12. エルサレムよ、ハレルヤ。シオンよ、あなたの神をほめたたえよ。
  13. 主はあなたの門の貫の木を堅くし、あなたのうちにいる子らを祝福されるからである。
  14. 主はあなたの国境を安らかにし、最も良い麦をもってあなたを飽かせられる。
  15. 主はその戒めを地に下される。そのみ言葉はすみやかに走る。
  16. 主は雪を羊の毛のように降らせ、霜を灰のようにまかれる。
  17. 主は氷をパンくずのように投げうたれる。だれがその寒さに耐えることができましょうか。
  18. 主はみ言葉を下してこれを溶かし、その風を吹かせられると、もろもろの水は流れる。
  19. 主はそのみ言葉をヤコブに示し、そのもろもろの定めと、おきてとをイスラエルに示される。
  20. 主はいずれの国民をも、このようにはあしらわれなかった。彼らは主のもろもろのおきてを知らない。ハレルヤ。

第148章 ↟↟

  1. ハレルヤ。もろもろの天からハレルヤ。もろもろの高き所でハレルヤ。
  2. その天使よ、みなハレルヤ。その万軍よ、みなハレルヤ。
  3. 日よ、月よ、ハレルヤ。輝く星よ、みなハレルヤ。
  4. いと高き天よ、天の上にある水よ、ハレルヤ。
  5. これらのものに主のみ名をほめたたえさせよ、これらは主が命じられると造られたからである。
  6. 主はこれらをとこしえに堅く定め、越えることのできないその境を定められた。
  7. 海の獣よ、すべての淵よ、地からハレルヤ。
  8. 火よ、あられよ、雪よ、霜よ、み言葉を行うあらしよ、
  9. もろもろの山、すべての丘、実を結ぶ木、すべての香柏よ、
  10. 野の獣、すべての家畜、這うもの、翼ある鳥よ、
  11. 地の王たち、すべての民、君たち、地のすべてのつかさよ、
  12. 若い男子、若い女子、老いた人と幼い者よ、
  13. 彼らをして主のみ名をほめたたえさせよ。そのみ名は高く、たぐいなく、その栄光は地と天の上にあるからである。
  14. 主はその民のために一つの角をあげられた。これはすべての聖徒のほめたたえるもの、主に近いイスラエルの人々のほめたたえるものである。ハレルヤ。

第149章 ↟↟

  1. ハレルヤ。主にむかって新しい歌をうたえ。聖徒のつどいで、主の誉を歌え。
  2. イスラエルにその造り主を喜ばせ、シオンの子らにその王を喜ばせよ。
  3. 彼らに踊りをもって主のみ名をほめたたえさせ、鼓と琴とをもって主をほめ歌わせよ。
  4. 主はおのが民を喜び、へりくだる者を勝利をもって飾られるからである。
  5. 聖徒を栄光によって喜ばせ、その床の上で喜び歌わせよ。
  6. そののどには神をあがめる歌があり、その手にはもろ刃のつるぎがある。
  7. これはもろもろの国にあだを返し、もろもろの民を懲らし、
  8. 彼らの王たちを鎖で縛り、彼らの貴人たちを鉄のかせで縛りつけ、
  9. しるされたさばきを彼らに行うためである。これはそのすべての聖徒に与えられる誉である。ハレルヤ。

第150章 ↟↟

  1. ハレルヤ。その聖所で神をほめたたえよ。その力のあらわれる大空でハレルヤ。
  2. その大能のはたらきのゆえにハレルヤ。そのすぐれて大いなることのゆえにハレルヤ。
  3. ラッパの声をもってハレルヤ。立琴と琴とをもってハレルヤ。
  4. 鼓と踊りとをもってハレルヤ。緒琴と笛とをもってハレルヤ。
  5. 音の高いシンバルをもってハレルヤ。鳴りひびくシンバルをもってハレルヤ。
  6. 息のあるすべてのものに主をほめたたえさせよ。ハレルヤ。

 



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